介護事業者に厳しい昨今の福祉情勢ですが、その中で利益を上げようとするあまり、不正な事業運営を行って、指定の取り消しなどの処分を受けているところも現れています。

それは、「何を目指しているか」が、はっきりしていない「理念」はあっても、内容の無いものに終わっている。そのためではないかと思われます。

そこで私たちは次のような実現可能で、なおかつ『福祉事業』に携わる上で大切だと思われることを目標に掲げました。

1:オープンな事業運営を目指します

事業の運営状況はどうなっているのか?
ヘルパーさんの賃金はどうしてこの金額なのか?

など、事業運営に関して分からないことは何でもお尋ねください。

また、ヘルパーさんが働きやすい環境づくりにつながるアイディアなど事業運営にプラスになる意見も、どんどんお寄せください。

2:フラットな関係作りを目指します

組織の中に必要のない上下関係をなくして「ものを言いやすい環境づくり」を目指します。

もちろん、運営上必要な役割分担は尊重しなければなりませんが、小さい事業体であることを生かした『顔の見える関係』を心がけますので、皆さんひとりひとりが”ほっと”を育てる気持ちで接してください。

また、事業の中心となる介護についても
『ケアする側』
『ケアされる側』
という一方的な関係ではなく、お互いに得るもの・学ぶものがある事を忘れずに運営にあたっていきたいと思います。

3:個性を生かせる場の提供を目指します

他人と接するのが得意な人
ひとつの事を根気よく成し遂げる人
走るのが早い人・・・

人は誰でもその人でなければ輝かせることのできない光を持ってこの世に生を受けています。
その価値に軽重はありません。

どんな人でも、お互いがお互いを尊重して、その特性を発揮できる場を提供していきたいと思います。